2026年4月の薬価改定に対応し、厚生労働省 薬価基準収載品目リスト(令和8年8月13日時点)をもとに全面更新しました。
2026年9月5日 更新
はじめに
入院中、水虫の患者さんはたくさんいますが、実際にいくらかかるか想像がつきますか?
現在保険診療で使われる爪白癬の治療薬、ネイリン、イトラゾール、ラミシール、クレナフィン外用液、ルコナック液について、薬価や治療全体の薬剤費、自己負担金額についてまとめました!
病院とスタッフの皆さん、患者さん、医学生、研修医の皆さんの参考になれば幸いです
治療費
| 2026年薬価 | ネイリン®(100mg) | イトリゾール®(50mg) | ラミシール®(125mg) | ■テルビナフィン塩酸塩125mg錠 | ルコナック®爪外用液5% | クレナフィン®爪外用液10% | ■エフィナコナゾール爪外用液10% |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 用法 | 1日1カプセル 12週 | 1日8カプセル 1週×3サイクル | 1日1錠 24週 | 1日1錠 24週 | 2本/月 12か月 | 2本/月 12か月 | 2本/月 12か月 |
| 薬価 | 772.6 円/カプセル | 85.4 円/カプセル | 32.7 円/錠 | 29.6 円/錠 | 2,078.0 円/本(3.5g) | 4,672.5 円/本(3.56g) | 2,330.4 円/本(3.56g) |
| 薬剤費/月 | 21,633 | 4,782 | 916 | 829 | 4,156 | 9,345 | 4,661 |
| 薬剤費(治療全体) | 64,898 | 14,347 | 5,494 | 4,973 | 49,871 | 112,140 | 55,929 |
| 3割負担/月 | 6,490 | 1,435 | 275 | 249 | 1,247 | 2,804 | 1,398 |
| 3割負担(治療全体) | 19,470 | 4,304 | 1,648 | 1,492 | 14,961 | 33,642 | 16,779 |
2023年4月の薬価で計算しました。
ルコナック液、クレナフィン液の治療全体費用は月2本,12ヶ月使用した際の金額を算出しました
意外とお金のかかる治療ということがわかります。皆様の想像通りでしたでしょうか?
ネイリン (ホスラブコナゾール)
ネイリンは爪白癬治療薬で、1日1錠12週間内服を行う。
1錠818.8円であり、1ヶ月22814円、3割負担だと1ヶ月6844円となる。
治療は3ヶ月間であり、3ヶ月の総治療費は68443円、3割負担は20532円となる。
イトリゾール(イトラコナゾール)
イトリゾールは爪白癬治療薬で、1日8錠を1週間内服後3週間休薬を3クール行う。
1錠163.8円であり、1ヶ月9172円、3割負担だと1ヶ月2751円となる。
治療は3ヶ月間であり、3ヶ月の総治療費は27518円、3割負担は8255円となる。
ラミシール(テルビナフィン)
ラミシールは爪白癬治療薬で、1日1錠24週間内服を行う。
1錠95.2円であり、1ヶ月2665円、3割負担だと1ヶ月799円となる。
治療は6ヶ月間であり、6ヶ月の総治療費は15993円、3割負担は4798円となる。
ルコナック液
ルコナック液は爪白癬の外用治療薬で1本2674円。
月2本、12ヶ月間の治療とすると
1ヶ月5348円、3割負担だと1ヶ月1604円となる。
治療は12ヶ月間であり、12ヶ月の総治療費は64176円、3割負担は19252円となる。
クレナフィン液
ルコナック液は爪白癬の外用治療薬で1本5253.8円。
月2本、12ヶ月間の治療とすると
1ヶ月10507円、3割負担だと1ヶ月3152.1円となる。
治療は12ヶ月間であり、12ヶ月の総治療費は126091円、3割負担は37825円となる。
まとめ
爪白癬治療の治療費、薬剤費についてまとめました。









