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「ベピオ」の添付文章メモ
- 禁忌事項:
- 本剤の成分に過敏症の既往歴のある患者には使用しないこと。
- 組成・性状:
- 販売名: ベピオゲル 2.5% および ベピオローション 2.5%
- 有効成分: 1g中に過酸化ベンゾイル 25mg 含有
- 製剤の性状:
- ベピオゲル: 白色のゲル剤
- ベピオローション: 白色のローション剤(乳剤性)
- 効能・効果:
- 尋常性ざ瘡の治療に使用される。
- 効能・効果に関連する注意:
- 結節及び嚢腫に対しては他の適切な処置を検討すること。
- 用法・用量:
- 1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布する。
- 重要な基本的注意事項:
- 全身性の過敏反応や重度の皮膚刺激症状が現れた場合、本剤の使用を中止すること。
- 皮膚剥脱、紅斑、刺激感、腫脹などが副作用として報告されており、異常がある場合には適切な処置を行うこと。
- 日光への曝露を最小限にし、紫外線療法を避けること。
- 特定の背景を持つ患者に関する注意:
- 妊婦や妊娠可能性のある女性には治療上の利益がリスクを上回る場合にのみ使用すること。
- 授乳中の利益と母乳栄養の有益性を考慮し、授乳を継続または中止すること。
- 12歳未満の小児に対する臨床試験は行われていない。
- 副作用:
- 皮膚剥脱、紅斑、刺激感、乾燥、そう痒感、接触皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、間擦疹、乾皮症、腫脹、ピリピリ感、灼熱感、汗疹、違和感、皮脂欠乏症、ほてり、浮腫、丘疹、疼痛、水疱など
- 適用上の注意:
- 他の外用剤と併用する際に皮膚刺激症状が増加する可能性がある。
- 本剤は漂白作用があるため、髪や衣服への付着を避けること
- 臨床成績:国内第3相試験
- 患者231例を対象として、ベピオゲルを52週間全顔に塗布する長期投与試験
- 52週間の臨床試験では、炎症性皮疹数の減少率に統計的有意差が認められた。
- 作用発現頻度は合計231例のうち114例で発生しました。
- 副作用は皮膚剥脱、適用部位紅斑、適用部位刺激感、適用部位そう痒感、接触皮膚炎などが報告されている。
参考文献
ベピオゲル2.5%添付文章