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ゼビアックス®(オゼノキサシン)
製品情報:
- 販売名: ゼビアックスローション2％ (Zebiax Lotion)
- 欧文商標名: Zebiax Lotion
- 製造会社: マルホ
- 薬価: 61.4円／ｇ
禁忌:
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者には投与しないこと。
効能または効果:
- 適応菌種: オゼノキサシンに感性のブドウ球菌属、アクネ菌
- 適応症: 表在性皮膚感染症、ざ瘡（化膿性炎症を伴うもの）
用法及び用量:
- 本剤の適量を1日1回、患部に塗布する。
- ざ瘡に対しては洗顔後、患部に塗布する。
注意事項:
- 結節及び嚢腫には他の適切な治療を行うこと。
- 耐性菌の発現を防ぐため、必要最小限の期間にとどめること。
特定の患者に関する注意:
- 妊婦や妊娠している可能性のある女性には使用しないことが望ましい。
- 授乳中は治療上の有益性と母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること。
- 13歳未満の小児についての臨床試験は実施されていない。
副作用:
- 一般的な副作用には、皮膚の乾燥、刺激感、鱗屑・落屑、紅斑、そう痒、ほてり、乾皮症が含まれる。
- その他、血中ビリルビン増加、AST増加、ALT増加、γ-GTP増加、好酸球増加などの副作用が報告されている。
国内第3相試験:
- 対象患者: 13歳以上の表在性皮膚感染症（毛包炎、毛瘡）患者
- 試験の目的: ゼビアックスローション（1日1回夜）を7日間塗布した際の有効性及び安全性を評価
- 有効性: 70.0％の患者で効果が見られた（28／40例）
- 副作用: 副作用は3人中1人（7.5％）で発生し、血中ビリルビン増加、乾皮症、ほてりが報告された。
- ゼビアックス油性クリームに関する試験では、伝染性膿痂疹患者に対して高い有効性が示された。
薬効薬理:
- オゼノキサシンはDNAの複製を阻害することにより、抗菌作用を発揮する。
- オゼノキサシンは好気性グラム陽性菌、陰性菌、嫌気性菌に対して殺菌的な抗菌作用を示す。
